島根県と鳥取県が8日、それぞれ1088人、1263人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。7日確認分。両県でそれぞれ感染者3人が死亡し、累計死者数は島根210人、鳥取180人となった。新たなクラスター(感染者集団)が島根で1件、鳥取で4件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市319人、出雲市258人、浜田市86人、雲南市67人、益田市58人、大田市50人、安来市47人、江津市25人、邑南町17人、隠岐の島町15人、奥出雲町12人、津和野町6人、海士町4人、飯南町2人、川本町、吉賀町各1人。ほかに医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が120人だった。
クラスターは益田保健所管内の高齢者福祉施設5人で、県内の累計は962件となった。関係者の感染に伴い大田市立保育所が10日、部分休園となる。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子570人、鳥取市481人、倉吉212人。4件のクラスターはいずれも高齢者福祉施設で、鳥取市の2カ所でそれぞれ11人、13人、米子市で11人、西伯郡で6人。クラスターの県内累計は769件となった。
累計感染者数は島根14万6120人、鳥取12万268人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計599床)が65・6%、鳥取(351床)が47・6%。宿泊療養は島根14人、鳥取26人。重症者は島根1人で、鳥取はいない。