【江津】犬や猫を中心に全国のペット愛好者から集めた写真パネル展が13日、江津市桜江町川戸の今井美術館で始まった。年齢で五つに分けて成長の違いを見てもらうのに加え、死んだペットの元気だった姿も展示し、命の尊さを訴えている。2月12日まで。
愛好者から集めた写真513枚をA4サイズのパネルに転写。0~12カ月(46枚)▽1~3歳(145枚)▽4~6歳(120枚)▽7~9歳(77枚)▽10歳以上(105枚)▽虹の橋を渡った子(20枚)として亡くなったペット-の六つのエリアに分けた。
信頼する飼い主を見つめる表情や室内のソファに座るしぐさ、庭や草地を走り回る様子といった写真が並ぶ。同じ構図でも年齢に応じた活発さや落ち着きの違いが比較できる。
10歳を超える犬2匹を飼う近くの主婦吉岡ミサ子さん(72)は「ペットの幸せな表情を守るため、あずかった命を最後まで見続けたいと改めて実感した」と話した。
期間中無休。午前10時~午後4時。入館料800円。学生や18歳未満などは無料。15日午前11時~午後3時、動物愛護団体主催で保護犬猫譲渡会がある。無料で予約不要。(村上栄太郎)