安来市伯太町を拠点に活動する「伯太太鼓」が結成30周年となり、22日に記念公演をする。「ふるさと創生事業」で地域おこしの機運が高まった平成の初めに生まれ、多彩な演奏で好評を博してきた。市内外の和太鼓団体を招いての節目の舞台を前に、練習が熱を帯びる。
旧伯太町時代の1992年に母里地区の有志が結成した。町内の母里、安田両小学校5年生にも指導して裾野を広げ、現在は両小6年生を含め安来、米子両市民ら約20人が土曜夜に伯太体育館(安来市伯太町西母里)でばちを握る。
太鼓のへりを打って刀の打ち合いを表すなど合戦をイメージした曲「太兵衛太鼓」、小刻みな連打で始まって木の育つ様子を表す曲「年輪太鼓」といった多彩な演奏が持ち味。はくたチューリップ祭など地域イベントの盛り上げに一役買ってきた。
メンバーが減って苦労した時期もあっただけに節目を迎え、代表の前田進さん(72)=安来市伯太町東母里=は感慨深い。「よく30年続いた。和太鼓の力だ」と語る。新型コロナウイルス禍で出番が減る中、久々の大舞台で存分にアピールするつもりだ。
記念公演「やすぎ和太鼓まつり」は22日午後2時から安来市飯島町の市総合文化ホール・アルテピアで。伯太太鼓のほか母里、安田両小児童、比田太鼓、出雲農林高校・出農太鼓部が出演する。入場無料。
(桝井映志)













