春を代表する味覚・フキノトウの収穫が出雲市斐川町直江の丘陵地で進められている。寒さに負けず地面のあちこちに現れ、春の兆しをのぞかせている。
フキノトウはフキの花茎で独特な苦味が特徴。丘陵地では例年のこの時期、長さ約8センチ、重さ約30グラムと通常よりやや大きいものを取れる。
大寒の20日は地元の農事組合法人むすび営農組合の佐藤文男さん(66)らが、カッターナイフや包丁で株元を切り計6キロを集めた。1月中に作業を終える予定で、収量は計25キロを目指す。佐藤さんは「早春の味を通じ山里の魅力や春を感じてほしい」と話した。
収穫したフキノトウは、松江農林高校の生徒が作ったみそを使い、フキノトウみそに加工する。近日中に松江、出雲両市のスーパーに並ぶほか、東京都内でも販売する。
(藤原康平)














