島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が２４日、７７５人、６２１人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。２３日確認分。クラスター（感染者集団）は島根で７件、鳥取で４件発生した。島根で１人、鳥取で８０代２人の感染者が死亡し、累計死者数は島根２６１人、鳥取２３１人。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市２６３人、松江市２２１人、益田市６２人、大田市３２人、雲南市３１人、浜田市２８人、吉賀町２２人、奥出雲町１９人、安来市と隠岐の島町各１８人、津和野町５人、邑南町と海士町各４人、飯南町３人、江津市と川本町各２人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は４１人。
クラスターは出雲市内の高齢者福祉施設で６人、浜田保健所管内の高齢者福祉施設で８人、学校で１８人、児童福祉施設で１０人、医療機関で６人、松江市内の高齢者福祉施設２カ所でそれぞれ１６人と７人が感染。県内の累計は１０４２件。
関係者の感染で、松江市立小２校が学級閉鎖。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市２５６人、米子２４０人、倉吉１２５人。
クラスターは鳥取市の社会福祉施設で６人、米子市の高齢者福祉施設で７人と社会福祉施設で５人、東伯郡の社会福祉施設で７人が感染。累計は８２３件。
累計感染者数は島根１５万７１５３人、鳥取１３万２２５５人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計４８２床）５１・９％、鳥取（確保病床３５１床）３７・０％。宿泊療養は島根５人、鳥取１３人。重症者は両県ともいない。
（清山遼太、藤井俊行）
