島根県と鳥取県が13日、84人、108人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。12日確認分。島根で1日の感染発表が100人を下回るのは10月10日確認分以来約4カ月ぶり。11日の感染確認分は島根116人、鳥取112人だった。12、13日発表分で、島根で4人、鳥取で2人の感染者が死亡し、累計死者数は島根285人、鳥取252人となった。
島根県で診断した12日確認分の医療機関の所在地別内訳は、出雲市18人、松江市15人、雲南市14人、大田市7人、浜田市4人、津和野町と隠岐の島町が各1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が24人だった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
11日確認分は出雲市31人、松江市18人、雲南市15人、浜田市14人、隠岐の島町7人、安来市4人、江津市と飯南町で各3人、邑南町1人。自主検査での登録者20人。
クラスター(感染者集団)は12、13日発表分で医療機関や高齢者福祉施設など計5件発生。県内の累計は1098件。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、12日確認分が鳥取市25人、米子40人、倉吉43人。11日の感染確認分は鳥取市38人、米子48人、倉吉26人。
クラスターは米子保健所管内の幼稚園で発生したと13日に発表し、累計は864件となった。
累計感染者数は島根16万3130人、鳥取13万7509人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計366床)31・4%、鳥取(351床)18・5%。宿泊療養は島根、鳥取で各2人。重症者は島根1人、鳥取はいない。
(青山和佳乃、藤井俊行)