島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が14日、393人、208人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。13日確認分。島根で感染者2人が死亡し、累計死者数が287人となった。クラスター(感染者集団)が島根で1件、鳥取で3件発生した。

【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は出雲市157人、松江市74人、雲南市66人、津和野町18人、益田市16人、大田市12人、浜田市11人、安来市5人、飯南町、吉賀町、隠岐の島町各3人、邑南町2人、江津市1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者22人。

 新たなクラスターは浜田保健所管内の事業所11人で、県内で累計1099件となった。

 関係者の感染確認に伴い出雲市立保育所1カ所の一部クラスが当面の間、閉鎖となった。

 鳥取県分で、保健所管内別の内訳は鳥取市32人、米子83人、倉吉93人。クラスターは倉吉市の上北条小学校19人、認定こども園6人、鳥取市保健所管内の高齢者福祉施設7人で、累計867件。

 累計感染者数は島根16万3523人、鳥取13万7717人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計346床)が28・3%、鳥取(確保病床351床)は19・4%。宿泊療養は島根、鳥取各3人。重症者は島根1人で、鳥取はいない。
 (清山遼太、藤井俊行)