島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が１５日、それぞれ２８１人、２２４人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１４日確認分。クラスター（感染者集団）が両県でそれぞれ１件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は出雲市８８人、松江市４８人、浜田市４７人、雲南市３９人、益田市、大田市各７人、吉賀町６人、江津市５人、安来市、津和野町、隠岐の島町各４人、飯南町、邑南町各３人、川本町１人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」の登録者は１５人。クラスターは出雲市の児童福祉施設１０人で、県内では累計１１００件となった。
関係者の感染確認を受け、松江市の市立小学校が学年閉鎖、市立中学校が学級閉鎖とした。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市７６人、米子７９人、倉吉６９人。クラスターは倉吉市の高齢者福祉施設６人で、累計８６８件となった。
累計感染者数は島根１６万３８０４人、鳥取１３万７９４１人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計３４３床）が２８・０％、鳥取（確保病床３５１床）は１７・４％。宿泊療養は島根３人、鳥取５人。重症者は島根、鳥取ともいない。
（青山和佳乃、藤井俊行）
