島根県の丸山達也知事が28日、新型コロナウイルス対策を巡る飲食店でのマスク着用の在り方について、従業員が着用しない店舗は「島根県新型コロナ対策認証店」の認証を取り消す考えを明らかにした。
認証店は従業員の感染症予防など約40項目の認証基準を満たした店で、コロナ禍でも安心して利用できる店舗として認証マークの掲示や専用のホームページで紹介する。28日時点で約1200店舗。
丸山知事は会見で、飲食店でのマスク着用は各店舗の判断としながら、従業員がマスクを着用していない店舗は「安心してご利用をどうぞ、という制度の趣旨に合わない」と述べ、従業員の着用が認証基準であると強調した。
(青山和佳乃)