舞姫社中の第２回公演のポスターを掲げＰＲするメンバー＝浜田市黒川町、石央文化ホール
演目「大蛇」の練習に励む舞姫社中のメンバー＝浜田市黒川町、石央文化ホール
女性のみでつくる神楽団「女子神楽同好会舞姫社中」の第２回公演が１９日午後１時半から浜田市黒川町の石央文化ホールである。メンバーが練習を重ねた「塵輪（じんりん）」と「大蛇（おろち）」の２演目を披露する。
舞姫社中は女性の神楽ファンをつくろうと同ホールの企画で２０２１年４月に誕生。２２年６月に新たに２期生６人が加わり、メンバー２２人は浜田石見神楽社中連絡協議会の会員から月３回、指導を受けている。
２月末の練習では、塵輪の神役と鬼役の立ち合いや大蛇８頭の群舞を一通り演じ、各自が所作を確認した。大蛇役を演じる２期生の大駅利香さん（５３）＝浜田市竹迫町＝は「ほかの大蛇と息を合わせて舞うのが難しいが、周りのサポートで成長できた。喜んでもらえる舞を届けたい」と話した。
料金は全席自由で一般９００円（前売り７００円）、高校生以下無料。石央文化ホールなどで購入できる。問い合わせは同ホール、電話０８５５（２２）２１００。
（宮廻裕樹）
