寛政5~6(1793~94)年、絹本着色、一幅、53・6×26・7センチ 島根県立美術館蔵(永田コレクション)

 鍾馗(しょうき)は、病で臥(ふ)せっていた中国唐の玄宗皇帝の夢に現れ、病の原因であった疫鬼(えきき)を退治したとの伝説から、古来魔除(まよ)けの神として信仰されました。江戸時代には男児の...