島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が28日、74人、41人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。27日確認分。鳥取県で90代の感染者1人がコロナ以外の病気が原因で死亡し、累計死者数が263人となった。クラスターの発生はなかった。

【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県分で、医療機関の所在地別内訳は出雲市28人、松江市26人、大田市8人、隠岐の島町5人、奥出雲町3人、医療機関を受診せず自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録したのは4人だった。

 鳥取県分で、保健所管内別の内訳は鳥取市17人、米子21人、倉吉3人だった。

 累計感染者数は島根16万8339人で、鳥取が公表済みの感染者2人を取り下げ14万1775人。病床使用率は、島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計254床)が10・6%、鳥取(確保病床351床)6・0%。宿泊療養者は両県ともなく、重症者は島根で1人。
  (中島諒、吉金亮太)