島根県と鳥取県が17日、それぞれ12人、23人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。16日確認分。島根で新たなクラスター(感染者集団)が1件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は出雲市4人、浜田市2人、雲南市1人。ほかに5人が医療機関を受診せずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した。クラスターは松江市内の高齢者福祉施設5人で、県内のクラスターは累計1140件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市15人、米子8人。
また、15日確認分の両県の新規感染者は島根20人、鳥取40人。島根分で、診断した医療機関の所在地別内訳は出雲市5人、松江市4人、大田市、浜田市、西ノ島町各2人、ほかに医療機関を受診せずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録したのが5人。鳥取の保健所管内別の内訳は鳥取市19人、米子11人、倉吉10人。
15、16日確認分を含む累計感染者数は島根16万9196人、鳥取14万2857人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計230床)が3・9%、鳥取(確保病床351床)は3・4%。宿泊療養は島根1人、鳥取はいない。重症者は両県ともいない。
(清山遼太、福間崇広、鹿島波子)