新年度が始まり、入学や進級など新しい環境に飛び込んだ子どもにとって、5月は緊張や不安から疲れが出やすい。子どもの「心の揺れ」を敏感に察知する保護者の方も、気付かないうちに疲れをため込んでいる。松江、安来、雲南の3市でスクールカウンセラーを務める執行(しぎょう)三佳(みか)さんは「子どもが新入生なら、保護者も新入生。手綱を少し緩めても大丈夫」と呼び掛けながら、不安やモヤモヤしたした気持ちとの付き合い方を助言する。(増田枝里子)

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