全国高校野球選手権の島根、鳥取大会が7月に開かれる。野球場には「灼熱(しゃくねつ)」のイメージが付きまとうが実際はどうなのか。島根大会の会場となる松江市営野球場(松江市上乃木10丁目)で6月中旬に気温を測定したところ、近くにある市営補助競技場(同)との差はほとんどなかった。一方で専門家は熱を吸収しやすい黒色のグラウンドは体感温度が高くなる傾向があると指摘し、競技の特性を踏まえた対策の必要性を訴える。

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 気温の測定は、松江地方気象台の助言を踏まえて、13日の午前(10時)と午後(2時)に実施。松江市営野球場のマウンドと、近くの市営補助競技場(人工芝)で、...