今年は、日本の文人画の大成者としてよく知られる画家、書家の池(いけ)大雅(たいが)(1723~76年)の生誕300周年に当たる。江戸時代なかばに京都に生まれ、京都を中心に活躍した大雅は、中国絵画の学習を基に絵画制作を行った。また、全国を旅して実景も描いている。現在では、大雅の手掛けた作品がいくつも国宝や重要文化財に指定されている...
企画展「出雲国の白隠・大雅・風外-往来する禅と書画」(松江歴史館)〈藤岡 奈緒美〉 僧侶と画家 書画に共通点
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