家庭菜園、おかずの作り置き、服のリメイクなど、節約術はさまざま
家庭菜園、おかずの作り置き、服のリメイクなど、節約術はさまざま

 読者の皆さんから、身近なテーマについて意見を募り、山陰中央新報とSデジに掲載する「さんコメ!」。「わが家の節約術」に、たくさんの投稿をありがとうございました。紙面では紹介しきれなかった投稿と、記者の雑感を掲載していますので、お楽しみください。(かっこ内はペンネーム。内容は一部要約・編集しています)

 ★家庭菜園と懸賞応募
 わが家の節約術をニつ。一つ目は夫がメインの家庭菜園。種や苗、肥料代などを考えると節約になっているのかどうか怪しいのですが、自然の中で体を動かすことで心身はかなり爽快。ストレスによる過食などが減り、おやつ代の節約になっていると思ってます。二つ目は私の趣味である懸賞への応募。山陰中央新報本紙やりびえ~る、さんさんクラブなどのプレゼント情報をチェックしてせっせと応募しています。食品に商品券、宿泊券などが当たるとかなり助かります。切手やはがき代がかかることがネックでしたが、最近は投稿フォームからも応募できるのでありがたいです。(neko)

nekoさんの家庭菜園で育つタマネギ

 ★まとめ買いと乾物利用
 (1)買い物は、休みの日にまとめ買い。肉魚3種類と4種類に分けて、1週間分ストック。冷凍または、日持ちする総菜などを常時2、3個買い足す。野菜、日配品共に見切りコーナーから探す。週の間で買い物に行かない。(2)乾物を多用する。実家から送られてきた切り干し大根や干しいたけなどでやりくり。その都度、野菜など買わない。わが家は、高野豆腐が出てくると、もうあまりおかずがないのたなというサインと家族に知らせています。でも栄養はたっぷりありますから。(チューリップ)

 ★食洗機やめ電気代安く
 わが家は、食洗機を使うのをやめました。そうしたら、電気代が3千円くらい安くなりました。食器の乾燥に電気代がかかっていたと思います!(やっこ)

 ★母のワンピース着用
 私にとって節約って感じではないのですが…。10年前から洋服を買っていません。祖母、母の遺品や20代後半の娘が中高生の時に着ていた服や長男、次男のパンツも裾丈を自分で直して(手縫い)はいています。特にお気に入りは1960年代の母のワンピースです。おしゃれで大切なのは、周りの流行に流されず自分自身がときめく流行を見つけて、勇気と自信を持って、姿勢よく歩くとカッコいいし、すてきです。お金はもちろんですが、お店で悩む時間も節約できます。テレビで俳優さんとか、袖や裾をハサミで切りっぱなしの服を着ておられて、若い方ならありだなぁって感じます。(かわらなでしこ)

かわらなでしこさん愛用のお母さんのワンピース

 ★身だしなみから着手
 とりあえず、自分自身に必要な物をまず節約。ヘアはパーマをかけずカットのみ。ヘアカラーも市販品で自分が染める。化粧品も化粧水と乳液のみ。ほぼスッピン(マスクに助けられてた笑)会社でのお昼は、お茶とコーヒーを持参。スカートははかずパンツスタイルに変更(ストッキングが要らない)など、まだまだ節約できるところを検討中です。

 ★ガス代電気代を減らす
 料理ではガスを長時間使用するメニューは作らない。入浴もガスと電気を使用しているので、2人暮らしには、シャワーで十分。夕方、外が暗くなるまでは照明をつけない。就寝も、まだ寒い時があるけど、あるメーカーの毛布が体温で暖かくなるので、暖房は一切、必要がない状態。で、私の唯一の楽しみだった、コンビニのスイーツも今は我慢。正直ストレスがたまりつつある状態。

 ★冷凍庫で食材を保管
 あまり節約は得意ではありませんが、現在は夫との2人暮らしなので、食材が余りがちになります。そんな中、大活躍なのが冷凍庫です。新型コロナ禍をきっかけに、セカンド冷凍庫を購入するお宅が増えたとか。わが家も冷凍できる食材は、すぐ使える状態に切ったり、分けたりしてストックします。キノコ、油揚げ、野菜など、安い時に買って刻んで冷凍しておくと便利で無駄なく使えます。特に、細ネギ、三つ葉、ニラなどの香味野菜は少しあるだけで助かります。(240)

 ★土日におかず作り置き
 買い物に行くと必要以上のものを買い込んでしまうので、スーパーに行くのは週に1度と決めました。土日は作り置きをして週の前半分のご飯にしています。(せつこ)

せつこさんが作り置きするおかず

 ★我慢して支出抑える
 年金生活者は収入増はありませんので、支出を抑えることが一番です。今までの生活レベルを落とすことはできないので、娯楽費、交際費、趣味にかける費用、衣服費を見直し、我慢できるところから削り支出を抑えていきたいと思います!(タカボー)

 ★新聞は地元紙1紙に
 食品を節約することは生きなければならないので難しい。でも何かを節約せねばと思い、新聞を3社とっていたが3月から全国紙2社解約し地元紙だけにした。少しは節約の足しになるかな。(ドルチェ)

 ★最小のごみ袋がお得
 ごみにお金をかけたくない私。ごみ袋って高いですよね。大のごみ袋を買って使うと年間5千円くらいします。ごみ削減して、ごみ袋は、指定ごみ袋最小サイズを使っています。年間2千円くらいですみますよ。新聞、チラシ、厚紙、空き箱、アルミ缶、ペットボトル、段ボールは、町内の買い取り業者にキロ単位で、買い取りしてもらっています。洗った食品のトレーはスーパーに持っていき、スタンプがたまったら、百円券に替えてもらっています。買い取りしてもらったお金で、ごみ袋を購入。一石三鳥くらいかなぁ。(こうたまま)

 ★食材をまとめ買い
 物価が上がり大変です。食材はまとめ買いをして約1週間で使いきります。夫婦2人なのでおやつはなるべく買わない。服は1枚買ったら1枚捨てる。ごみ袋の生ごみの削減、体を鍛えて医療費を抑えるなどいろいろやっています。その分、旅行などでは楽しみます。(桜咲いたね)

 ★投票に行き政治変える
 どこかで読んだ受け売りですが一番効果があるのは、政治を変えるために投票に行く!ことかもしれません。生活に直結の政治を変えることが一番近道と思わされました。日常では私も利用を必ずもしていない音楽サブスクサービスSpotifyを解約しました! 新聞の解約は、逆に自分にとってマイナスなので考えていません。あとは季節が少し前になりますが、暖房効率をよくするために窓側に段ボールを立てかけて冷気を遮断するのを新聞で知り、まねしていました。
 

 記者雑感 節約の継続も一苦労だけど...

 みなさんの投稿を読んでいると、さまざまな節約方法があり、とても興味深かったです。記者は料理があまり得意ではなく、これまで仕事後に夕食を作るのが面倒で、スーパーで割引きの総菜を購入していました。でもその小さな金額も毎日積み重ねると結構な額になるなと思い気持ちを一新。安くなった野菜を購入し、土日に大量の作り置きをして冷凍するようにしました。継続するのも一苦労です。
 ごみ袋も高いなと思いながら生活必需品なので仕方がないと考えていましたが、ごみ自体を減らすよう工夫すると、節約にもエコにもなり一石二鳥ですよね。まだまだ節約できるところはたくさんあると考えさせられました。なんとなく使っていたお金を見直し、みんなで知恵を出し合い、暮らしを守りましょう。(担当記者)
 

 次回テーマ 「PTA」

 子どもたちのためにと、やりがいを持って取り組む人がいる一方で、役員になりたがらないなど負担に感じる保護者も多いようです。この春から新たに役員に就任した人もいると思います。活動の面白さや大変さ、どうしたら前向きに取り組めるかなど、感じたことを教えてください。
 コメントをLINEで募ります。匿名でかまいませんが、できるだけ年齢(年代)、ペンネームを書いてください。6月4日に掲載します。