島根県と鳥取県は2日、71人、98人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日確認分。島根でクラスター(感染者集団)が1件、鳥取で集団感染事例が2件あった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県内で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市38人、出雲市16人、益田市4人、雲南市と津和野町で各2人、浜田市、大田市、安来市、江津市、邑南町で各1人。医療機関で診断を受けず自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録したのは4人だった。
クラスターは松江市内の高齢者福祉施設で、7人の感染を確認。県内の累計は1143件。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子60人、倉吉31人、鳥取市7人。
高齢者施設や小中学校などの報告を基に公表している集団感染事例は、米子市の高校で12人、八頭郡の高齢者福祉施設で6人が報告された。
累計感染者数は島根が16万9678人、鳥取14万3605人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計229床)1・7%、鳥取(確保病床351床)5・1%。宿泊療養は島根が3人で、鳥取はいない。重症者は両県ともいない。(中島諒、福間崇広)