バラの魅力を伝えるローズアンバサダーとして世界で活躍する、出雲市出身のフローランタン柳楽桜子さんが選ぶバラ100種が、松江市八束町波入の由志園で展示され、来園者を魅了している。6月4日まで。
柳楽さんは国際的なバラコンクールの公認審査員を務めるなど活躍。今回の100種は美しさや耐病性を軸に選んだ。フランスやドイツ、日本などのブランド花が並び中でも日本の「ニューサ」は、一重咲きの花びらが特徴的で白い清楚(せいそ)なたたずまいが目を引く。
会場は日本的なちょうちんや障子が飾られ、バラと和風の鉢の取り合わせも面白い。柳楽さんは「バラの香りや美しさだけでなく、日本庭園とバラの融合を楽しんでほしい」と話した。
石川県七尾市から訪れた安田清美さん(64)は「見たことないバラもあり良かった。100種は多く圧巻」と笑顔だった。
入場料一般1200円、小中高生600円。27、28の両日は柳楽さんの解説付きツアー(参加料900円)もある。
(黒崎真依)