作品を鑑賞する来場者=松江市東朝日町、中国電力ふれあいホール
作品を鑑賞する来場者=松江市東朝日町、中国電力ふれあいホール

 【松江】島根県東部の絵画愛好家でつくる、くにびき学園松光会絵画クラブ(秦敏治代表)の作品展が15日、松江市東朝日町の中国電力ふれあいホールで始まった。花や風景を個性豊かに描いた45点が来場者を楽しませている。

 クラブは2007年に発足し、60~80代の23人が月2回の勉強会と年3回の作品展を開く。

 作品展には4号から30号までの油絵と水彩画が並ぶ。池田範子さんの「ミモザ」は青色を背景に黄色の花びらの濃淡を描き、影と光を巧みに表現。三代勝士さんの「風景」は川の土手から見える船着き場を落ち着いた雰囲気で描いた。

 秦代表(79)=松江市西津田町=は「身近なものを題材にした勢いのある作品が多いので見て力をもらってほしい」と話した。

 18日まで。午前9時半~午後4時(最終日は午後3時半まで)。(金津理子)