松江市袖師町の島根県立美術館で7日に開幕するテオ・ヤンセン作品展に合わせ、出雲大社(出雲市大社町杵築東)境内で3日、風を受けて動く造形作品「ストランドビースト」の歩く姿が公開された。まるで生き物のように進む奥深い構造に、参拝者が足を止めて見入った。
現代のレオナルド・ダビンチと称されるオランダの造形作家テオ・ヤンセンさんが手がけた。ストランドビーストはオランダ語で「砂浜の生命体」を意味する。プラスチックチューブで体の大部分を構成し、風を動力とする。
テレビ番組やCM撮影を目的に披露したのは展示する計14点のうち一つで、...