3日午後3時20分ごろ、鳥取市上町の鳥取東照宮近くの植樹帯で、樹齢150年以上のモミの木が根元から倒れ通行人の女性に当たり、止めてあった車の上に倒れた。女性は背中と腕に全治1週間のけが。車内に人はいなかった。
植樹帯を管理する鳥取県土整備事務所は4日、鳥取市内など管内にある高さ3メートル以上の街路樹約2500本を緊急点検。異常がないことを確認した。
整備事務所によると、木は高さ21メートル、幹回り2・65メートルで4日に撤去した。維持管理課の国本忠史課長は「被害に遭われた方におわび申し上げる」と述べた。
現場は市民に人気の散歩コース。倒木発生時の様子について、近くのカフェ店主は「すごい音が聞こえ外に飛び出したら大木が倒れていて驚いた」と話した。
(福間崇広)













