夏休みに親子で新聞の魅力に触れる教室が6日、出雲市斐川町出西の斐川環境学習センターであった。町内の小学生や兄弟、保護者の約30人が紙面を使ったゲームやスクラップ体験を通して新聞に親しんだ。
山陰中央新報斐川中部、西部の両販売所が企画し、山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当が講師を務めた。
午前の部は親子13人が参加。6日付の紙面を読み好きな記事を切り取って貼るスクラップ体験では、親子で会話しながら、地元の万九千神社(出雲市斐川町併川)であった「箸のお焚(た)き上げ祭」や、松江市の水郷祭の花火の記事を切り取り、全員に選んだ理由を話した。
新聞記事の基本となる5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのようにどうした)にちなむゲームでは、参加者が6要素の一つとなる言葉を考え、6人分をつなげて文章を作った。おかしな文章になっていると、笑いが起きた。
スクラップで水郷祭の記事を切り取った西野小学校2年の洲浜翔大君(7)は「花火の写真がきれいだった。ゲームが楽しかった」と喜んでいた。(松本直也)