島根ワイナリーが販売する「ヌーボーデラウェア2023」の辛口(左)とやや甘口=松江市殿町、県庁
島根ワイナリーが販売する「ヌーボーデラウェア2023」の辛口(左)とやや甘口=松江市殿町、県庁

 島根ワイナリー(出雲市大社町菱根)が島根県特産のデラウェアを100%使用した白ワイン「ヌーボーデラウェア2023」を10日、全国で発売する。酷暑の夏、喉の渇きを潤すのに適したすっきりとした飲み口に仕上がっている。

 23年産デラウェアは、春以降の高温で昼夜の寒暖差が小さく、平均糖度は18度とやや低めだったが、爽やかな酸味が際立つ味わいとなった。PRで県庁を訪れた同社の新藤正人社長は「冷やして飲むのがおすすめ」と話した。

 商品は辛口(アルコール度数12%)、やや甘口(同10%)の2種類で、価格はいずれも1595円(750ミリリットル入り)。辛口は6千本、やや甘口は9千本を製造した。
  (奥原祥平)