島根県飯南町の小学校の男子児童が他の児童から暴行を受けるなどして不登校になっている問題で22日、町教育委員会の大谷哲也教育長が記者会見を開き、いじめを把握していることを認め「被害児童の学校復帰に向けて保護者らと慎重な対応を続けている」と説明した。

 大谷教育長によると、昨年6月に保護者の申し立てを受けて第三者委員会を立ち上げ、問題を「いじめの重大事態」に認定。保護者が目撃した暴行など40件を審議し、うち8件は何らかのいじめ行為があったと認めた。

 第三者委員会は今年4月、...