鳥取県は19日、新型コロナウイルスに関する医療体制の確保対策で発令していた県独自の「注意報」を解除した。目安としている酸素投与が必要な「中等症2」以上の患者数が減少傾向にあるのを踏まえ、同日の県感染症対策センターのミーティングで決定した。
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県によると14日時点で、即応病床(109床)に対し中等症2以上の患者の割合は11%で、注意報発令の目安(おおむね20%超)を下回った。入院患者数は8月18日に173人だったが同月下旬以降は減少傾向となり、9月14日が84人だったことも考慮した。
注意報は、医療体制への負荷が懸念されるとして、コロナの5類移行後初めて8月1日に発令していた。
(福間崇広)
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