家計を圧迫している食品値上げは、1ドル=150円台に迫る円安が懸念材料だ。足元は小麦など幅広く使われる原材料の価格に下落傾向がみられ、値上げの波は一時の猛烈な勢いを考えると一服感もある。だが円安の進行で海外から輸入する費用がかさみ、値上げラッシュ再燃につながる恐れがあ...