島根は2季連続でチャンピオンシップ(CS)出場を果たしたが、昨季は一昨季(準決勝敗退)の成績を下回る準々決勝敗退。目標とするCS制覇に向けたハードルは高い。3季連続で主将を務める安藤誓哉は「はっきり言って昨季のままでは勝てない」と危機感をあらわにする。

<前編>スサマジ 新たな主役は俺たちだ! 新加入4選手のプレースタイルを徹底紹介

 CSの頂点を目指し、長いシーズンを戦う中でポイントになりそうなのが昨季から重点を置く守備。一昨季レギュラーシーズン(RS)の1試合平均失点は78・3点(リーグ8位)だったが、昨季は2・9点少ない75・4点(リーグ6位)まで改善。安藤も「体感的にもチームで規律を守ってやれていた」と充実感をにじませる。

安藤誓哉

 ただ、昨季RS1試合平均得点が77・3点(同17位)のA東京と対戦した昨季のCS準々決勝では、敗れた2試合の失点がいずれも80点を超えるなど、強豪相手になると...