日本発の次世代技術として注目される「ペロブスカイト太陽電池」の開発が加速している。軽量で薄く、折り曲げられる特性を生かし、建物の壁面や窓に貼ることが可能だ。平地の少ない日本で太陽光発電を活用する場が広がり、脱炭素社会実現の切り札として期待される。中国など海外企業も量産化に動いており、国内外で開発競争が熱を帯びている。

 政府は発...