新聞作りの基本を学ぶ授業が13日、1年生51人を対象にあった。生徒は今後、地域のことを調べて新聞にまとめる。
新聞に慣れることから始め、当日の山陰中央新報をめくって身近な地域から世界情勢まで幅広いニュースを網羅した新聞の特長を理解した。
山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当の説明で、見出し、リード(第1段落)、本文に印を付けてそれぞれの役割を確認し、大事なことを先に書く「逆三角形」の記事スタイルを学習。「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように・どうした」の5W1Hの要素を踏まえた取材方法、記事の書き方や見出しの付け方も学んだ。
勝部陽日(はるひ)さん(12) 大事なことから先に書く新聞の特長が分かった。島根の好きなところを一生懸命調べて、面白い新聞を作りたい。
川上彩夏(さやか)さん(13) 新聞はこれまであまり読まなかったけど、役割や書き方を知ることができて良かった。自分の新聞作りに生かしたい。