5月27日付の本紙で、和田さんの訃報を知った。しばらくお会いしていなかっただけに、無念でならない。

 『山陰経済ウイークリー』や『湖都松江』の随想を、心待ちにしながら読んだ者として、あの名文との別れは寂しい。

 大阪から松江へ転居された頃から、時た...