今後の運営を話し合う構成団体の関係者=出雲市平田町、すずかけ荘
今後の運営を話し合う構成団体の関係者=出雲市平田町、すずかけ荘

 【出雲】出雲市平田地区中心部の玄関口、一畑電車・雲州平田駅近くに、地元のNPO法人が開所した学生向けシェアハウス「すずかけ荘」を支援する連絡協議会が10日、発足した。まだ入居者はおらず、若者に居住を働きかけ、施設を活用した交流や、にぎわい創出を通じた地域活性化を図る。

 「すずかけ荘」は、NPO法人ひらた空き家再生舎が古民家を改修し3月に開所した。畳の部屋がある多目的空間は、催事などで活用し、壁で分離したシェアハウスは居室(6畳程度)5部屋などを整備した。

 協議会は、NPO法人ひらた空き家再生舎と、入居を想定する学生が通う島根県立大学出雲キャンパス、平田高校、一畑電車、地元の栄町町内会、平田商工会議所で構成する。

 協議会は本年度、同キャンパスの学生に入居を呼び掛けるとともに、入居した際に通学に一畑電車を利用する想定で、定期券代の補助費を予算に計上。居住者と町内会や商店街との交流事業や、多目的空間を使った地域活性化事業の費用も予算化する。

 10日は出席者が意見交換し、多目的空間を活用した県立大学の公開講座開催についても話し合った。

 出雲キャンパスの最寄り駅は一畑電車・川跡駅で、雲州平田駅間は10分程度で結ばれる。雲州平田駅周辺には飲食店や商業施設、医療機関などがそろう居住地としてPRしていく。(松本稔史)