東北地方を代表する戦国大名、伊達家ゆかりの神事が、宮城・松島で毎年4月に行われている。神社を出発した重さ1トン超の神輿を、16人(交代可能)で担いで海岸周辺8キロを練り歩く。勇壮な例大祭だ。そんな歴史ある神事が、人口減少と高齢化の影響で担ぎ手不足という窮地に陥っていた。
2025年、悩んだ地元の氏子青年会が白羽の矢を立てたのは、外国人留学生たち。伝統的な神事は保守的な色合いが強く、地域住民以外が参加するのは、日本人であっても敷居が高い。
「外国人の私たちが参加しても良いのだろうか」
不安を抱えながら、日本をもっと知りたいという気持ちで参加した30人の留学生たち。彼らを待っ...













