絵馬とは本来、文字どおり馬の絵を板に描いて神前へ奉納したものだ。

 今日では、手のひらほどの小板に、馬に限らず、各神社の由緒による神の姿や神話の一場面、祭神ゆかりの動物(神使)、社殿や祭礼風景、年ごとの干支(えと)など、多様な図像...