出品茶の香りを確かめる審査員=出雲市斐川町直江、JAしまね営農経済本店
出品茶の香りを確かめる審査員=出雲市斐川町直江、JAしまね営農経済本店

 島根県内で5月に収穫された2021年産の一番茶の出来を評価する島根緑茶品評会が15日、出雲市内であった。製茶業の4社・団体から計6点が出品され、最優秀賞の農林水産省中国四国農政局長賞に出雲精茶(出雲市小境町)が選ばれた。同賞の受賞は4回連続。

 品評会はJAしまねと県茶業振興協会が主催。県職員や茶製造販売会社の役員ら8人が審査員を務め、茶葉の見た目や香り、水色、味の4項目で採点した。出雲精茶は200点満点中197点を獲得した。

 21年産は県内全域で4月中旬から下旬にかけ、霜で新芽が凍結する被害が発生。このため摘み始めの時期が6月上旬にずれ込み、一番茶の出荷量は前年比46%減の1191キロに落ち込んだ。

 霜被害によって例年より少ない出品数となったものの、審査長を務めた県農業技術センターの鳥屋尾健史所長は「香りや味など全体のバランスがいいお茶が出そろった」と講評した。(木幡晋介)

 他の入選は以下の通り。

 県知事賞 大東製茶加工所(雲南市)▽全国茶生産団体連合会長賞 宝箱(松江市)▽県農業協同組合長賞 住江茶業組合(江津市)▽県茶業振興協会長賞 出雲精茶、大東製茶加工所