女子ゴルフの浜崎未来選手(23)=TSKグループ、松江市出身=が28日、松江市殿町の山陰中央新報社を訪れ、プロ3年目のシーズンを振り返るとともに、ツアー初勝利を目指す来季の抱負を語った。
今季31試合に出場した浜崎選手は、10位タイだった4月のKKT杯バンテリン・レディース(熊本空港CC)など、昨季を上回る7試合で10位台に入った。年間ポイントランキングで55位に入り、来季レギュラーツアー前半戦の出場権を得た。
浜崎選手は50位までに与えられる来季シード権を逃したことを悔やみながら、一番良かった試合に14位タイだった5月のワールド・サロンパス・カップ(茨城GC)を挙げ「グリーンを外す選手が多数いる中、今季一番難しいコースでうまくパーセーブにつなげられた」と振り返った。
応対した松尾倫男社長は「ツアー初勝利を待つ地元のファンは多い」と期待。浜崎選手は上位争いに加わるための課題の一つにパットの精度向上を挙げ「経験を積んで、優勝のチャンスをつかみたい」と意欲を見せた。(森山郷雄)