自動車部品製造のNOK鳥取事業場(鳥取県南部町原)で22日、同社製の防振ゴム製品をはじめ、県内企業の製品が搭載された実験用電気自動車(EV)の走行実験が始まった。企業のエコカー市場参入を後押しする鳥取県の「EV実装評価プラットフォーム」事業の一環で、運転者の評価などを参加企業に還元し、製品開発に生かす。

 プラットフォーム事業は2023年7月に始まった。実験用EVにはNOKのほか、菊水フォージング(米子市夜見町)のサスペンション部品や、伯耆のきのこ(同県日吉津村富吉)の内装部品など6社の製品が搭載され、県が参加企業に配備して性能を検証している。

 NOK鳥取事業場には2人乗り...