米子市が配り始めた「ペット防災手帳」
米子市が配り始めた「ペット防災手帳」

 【米子】犬や猫などを飼う市民の災害への備えをまとめた冊子「ペット防災手帳」を、米子市が作った。災害発生時のペットを連れた避難方法などを解説。離散を防ぐ手がかりにする。

 携帯しやすい縦16センチ、横11センチの7ページ。飼い主、ペットの名前や種類、予防接種の情報を記入する欄のほか、災害時にペットとともに避難する手順、避難所での心構えを紹介するページを設けた。

 証明書代わりにすることで、離散防止と避難所での管理につなげる狙い。餌やトイレ用品など、持ち出し品の確認項目もつけた。

 市は2千部を作り、市役所窓口や市内動物病院で配布。市のホームページからダウンロードもできる。

 市によると近年多発する大規模災害では、避難所で鳴き声や臭いなどを理由にしたトラブルが起きたり、飼えなくなったペットが野生化したりするなどの問題が発生しているという。

 市環境政策課の担当者は「手帳への記入を通じてペットの防災を考え、万が一に備えてほしい」と話した。 (田淵浩平)