増産する「しそわかめ」シリーズ
増産する「しそわかめ」シリーズ
増強した「しそわかめ」の生産ライン=大田市静間町、魚の屋
増強した「しそわかめ」の生産ライン=大田市静間町、魚の屋
増産する「しそわかめ」シリーズ 増強した「しそわかめ」の生産ライン=大田市静間町、魚の屋

 新型コロナウイルスの影響による内食需要の高まりを受け、海産物加工販売の魚の屋(大田市静間町)が、生タイプふりかけ「しそわかめ」の生産ラインを増強した。設備更新と検品の自動化などに約1億6千万円を投じ、生産能力を約2倍に引き上げた。

 しそわかめは全国のスーパーやディスカウント店などで販売され、売り上げの4割超を占める主力。コロナ禍で外食が減る代わりに家庭内の内食が増え、小売店からの引き合いが強まっている。

 ライン増強は昨年9月から準備を進め、今月稼働した。従来比で約2倍の1日最大7万2千袋の生産が可能となった。需要増に対応するとともに、設備の機能向上により、ひじきや昆布を材料にした生タイプふりかけの新商品開発にも取り組む。

 作業の省力化やスピードアップのため、不良品の判別に人工知能(AI)を導入したほか、箱詰め作業も機械化した。ラインの配置人数は1日当たり7人から3人に減らし、手作業が必要な製品のラインに人員を回す。

 中島勝徳社長(50)は「今後も機械化を進めて効率的な生産体制に作り上げる。付加価値の高い商品強化も図りたい」と話した。2020年12月の売上高は15億7千万円で、5年以内に20億円の達成を目指す。

 (村上栄太郎)