20日午後4時20分ごろ、JR山陰線温泉津-石見福光間で、普通列車の運転士が落石警報装置の信号を確認し、停車した。線路の安全確認のため大田市-浜田間で3時間半運行を見合わせた。列車の乗客乗員13人にけがはなかった。
JR西日本中国統括本部によると、特急を含む4本が部分運休、普通4本が最大3時間半遅れ、約500人に影響した。
落石警報器は落石の恐れがある場所の線路沿いに設置され、電線が切れた場合に作動する。工務社員が確認したところ電線の一部が切れており、補修して運転を再開した。原因を調査している。