バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは、15、16日にホームのカミアリーナで北海道に連敗し、通算10勝8敗で、西地区6位となった。北海道は今シーズン、メンバーを補強し、注目のチーム。スサマジ戦まで5連勝と好調で、東地区3位につける。元NBA選手のオカフォー、日本代表の富永を擁し、波に乗っている。2試合とも激しく競り合う展開になったが、スサマジはあと一歩及ばなかった。北海道戦を解説した上で、序盤戦の18試合を振り返り、「スサマジの今」について解説する。
(編集局・舟越幹洋)

 北海道は開幕戦で名古屋Dと1勝1敗、広島には連勝し、今シーズン、好調だ。大型補強に踏み切り、B1上位チームに入ってきた。

 スサマジはゲーム1、89―91の2点差で負けたが、最後の最後まで、延長か勝つチャンスがあり、本当に残念だった。2試合とも負けたゲームなので、ゲーム経過は簡単に振り返り、勝敗を分けたポイントを解説する。

ミスが出て、一気に逆転される

 ゲーム1。ゲーム開始からスサマジ...