笑顔が象徴的な作品を紹介する橘重孝さん=大田市大田町、島根県立男女共同参画センターあすてらす
笑顔が象徴的な作品を紹介する橘重孝さん=大田市大田町、島根県立男女共同参画センターあすてらす

 大田市五十猛町の会社員、橘重孝(しげたか)さん(69)の写真展が大田市大田町の島根県立男女共同参画センターあすてらすで開かれている。笑顔あふれる作品を数多く並べ、コンテストで入賞した17点が来場者を和ませている。29日まで。入場無料。

 橘さんは趣味で30年余り写真撮影をしている。明治安田生命主催の2010年の「マイハピネスフォトコンテスト」では応募総数9万6千点の中から、4人の孫が自宅前に設置したプールでスイカを頬張る作品がグランプリを獲得した。

 初めての個展で「ハピネス」をテーマにした。仏間で撮った家族の記念写真や布団で遊ぶ子どもたち、赤ちゃんを抱きかかえる両親など被写体の笑顔から日常の幸せが浮かぶ。風景や働く人のスナップ写真もある。橘さんは「さまざまな笑顔を見てもらい、幸せを感じてもらえたらうれしい」と呼びかけた。
(勝部浩文)

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