日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテストで合格した松江市出身の浜崎未来(20)が25日、取材に応じ「(スコアを)伸ばし合う展開の中でしっかりとついていけた」と4日間を振り返った。ショートゲームの精度向上や飛距離のアップをプロとしての課題に挙げた。一問一答は次の通り。 (聞き手は報道部・奥原祥平)
ー合格を果たした。率直な思いを。
「ゴルフが本当に好きで、小学1年生で始めた時からプロになりたいと思ってきた。うれしいのひと言だ」
―プロテストは2度目の挑戦だった。
「2019年に受けた時は1次予選が通過できなかった。通ったとか落ちたという以前に、調子が悪くて不安になり、十分な準備をして挑戦できなかったことに悔いが残った。今年は予選から良い状態で臨もうと、準備をしっかりとした」
―2日目の7位タイから3日目は17位タイに後退した。
「最初の2日間は上出来と言っていいほどスコアがまとまった。3日目は流れが悪く、オーバーパーでスコアを落としてしまった」
ー最終日は2アンダー。どう立て直したのか。
「テストに『通りたい、通りたい』と思っているだけでは駄目だと思い、(最終日は)2アンダーで回るという明確な目標を立てた。このスコアであれば大丈夫との心持ちでプレーし、その通りになった」
ープレーの持ち味とプロとして戦うための課題は。
「飛距離が出るタイプではなく、アイアンショットでチャンスをつくるゴルフを得意としている。トーナメントに参加すると、毎週戦うことになるため、もっと体力を付けたい。いろいろな経験を積んで精神的にも強くなろうと思う」