島根の歴史を学ぶ座学とフィールドワークの2種類の講座を山陰中央新報社文化センターがこの春、開講する。講師はいずれも元島根県古代文化センター長の宍道正年さん。受講者を募集している。
座学「島根のおもしろ歴史アラカルト」は松江市殿町の松江教室で開く。前編は(1)3月8日「荒神谷遺跡の魅力と謎~銅剣発見40周年」(2)29日「島根町の歴史とチェリーロード秘話~誕生60周年」(3)4月5日「松江城国宝 足かけ10年~国宝の決め手」(4)19日「古代出雲の『大関』から『横綱』へ~安来・荒島は4世紀出雲の中心地」(5)5月10日「維新十傑・前原一誠と島根~松江藩校『修道館』を揮(き)毫(ごう)」-の5回。
「出雲のおもしろ歴史フィールドワーク」は出雲市と雲南市の遺跡や関連施設を訪ねる(現地集合)。前編は(1)4月10日「銅剣発見40周年 歴史を変えた荒神谷遺跡」(2)24日「加茂岩倉遺跡の謎」(3)5月8日「西谷墳墓群と出雲弥生の森博物館~古代出雲が最も輝いていた時代」(4)22日「維新十傑・前原一誠はなぜ日御碕へ~ゆかりの宇龍港」(5)6月12日「出雲大社の新たな魅力発見~境内裏側と周辺散策」-の5回。
午後1時半~3時。全5回分の受講料はそれぞれ1万1千円で、フィールドワークは別途入館料が必要な回がある。今後、座学は中編と後編、フィールドワークは後編を企画する。問い合わせ、申し込みは座学が松江教室、フリーダイヤル(0120)079123、フィールドワークが出雲教室、同(0120)230457。