外角からのシュートと走力を生かしたディフェンスが武器のガード・津山尚大。アルバルク東京時代に経験した停滞期から抜け出すきっかけになったのが、現在も島根で共にプレーする安藤誓哉のひとことだった。

 日本国内のプロ2球団でプレーした後、カナダのプロチームと契約を結んだが、約1カ月で契約解除。挫折感を抱えたまま2019~20年シーズンに入団したのがA東京だった。

3点シュートを放つ島根の津山尚大(左)

 Bリーグ2連覇中だった新天地でも悪い流れは変わらなかった。...