今回のテーマは「子どもの体調不良」です。多様な体験談が寄せられました。紙面では紹介しきれなかった全ての投稿を掲載しています。(内容は分かりやすく編集・要約しています)
1、上の子が小学校に入学するまでは共働きの核家族。子どもの体調が悪くなると保育所から職場に電話がかかってきました。その頃は携帯電話が今のようには普及していなかったのです。電話を切った私に同僚の皆さんが「早く迎えに行ってあげなさい」「後はどうにでもなるから」などと口々に言ってくださり、すみませんと頭を下げながらもすぐに迎えに行くことができました。バタバタと大変だったけれども、周囲からの温かい思いやりもたくさん受けて子育てをしてきました。子どもたちが成長してからは、お迎え依頼の電話がかかってきて慌てている同僚に、昔かけてもらったのと同じ言葉をかけてきました。「ありがとうございます」と車に急ぐ姿に、昔の私が重なっていました。
2、1歳から保育園に通わせています。ありがたいことに、今まで熱などでお迎えに行ったことが一度もありません。手足口病も園内で流行りほとんどの子が感染したそうですが、そんな時も元気に登園することができました。「和食中心」「食品添加物を避ける」「20時までには布団に入る」をゆるりとですが心掛けています(守れない日ももちろんありますが…)。保育園では外遊びでしっかりと土や太陽に触れさせてもらって、無農薬米や有機野菜などの栄養たっぷりの給食やおやつを食べさせて頂けるのも大きいと思います。もちろん熱が出ることもありますが、食生活と睡眠が健康の要なのかなと感じています。(和食大好き、30代)
3、三男は3番目でもあったので生まれてからずっと、おばあさんに連れて眠ることから全て任せていた。おばあさんが「熱があるみたいだけど」と言ってきた時も「まあ市販薬飲ませておいて」と簡単に考えていたら、熱が下がらず入院することに。とにかく体調不良や病気は安易に考えず早め早めの対応が大事だと痛感した。(良夫賢父。、60代)
4、「聞かせて、あなたの子育て」を今、読みました。子育ては卒業! 懐かしく皆さまの投稿を見たところです。次回のテーマ「子どもの体調不良」今でも忘れられません! ほんとに「保育園の洗礼」ありました、ありました! お兄ちゃんが初めて保育園に入ってすぐに熱が出てお迎え。私は専業主婦とはいえ下に弟2人、妹の4人のお母さん。お兄ちゃんが熱が出るとみんなにうつり、手足口病、おしり病(おしりにもプツプツが出ると手足口病、おしり病らしく)インフルエンザ、ノロウイルス、ほんとに色々といただきました。病院に連れて行く私や主人までがうつった時は「我が家は呪われてるの!」と思ったことも多々あり! 子どもがつらい思いをしてる時はホントに代わってあげたいといつも思ったものです。予想もしていないけがや事故! 今は思い出すとほんとにつらく大変だったと思いますが、「よくやってきた!」と自分を少しほめてあげたいです(笑)ただ、実家の両親がいつもほんとに子育てを助けてくれたので子どもたち、みんなが良い子で大人になり、ほんとに感謝でいっぱいです。私も両親を見習ってこれからを過ごしていこうと思っています!(T、k、60代)
5、息子が2歳の時の年末、マイコプラズマ肺炎で入院しました。隔離病棟に二人きりで私の食料は買置きのパンと冷えたペットボトルの飲み物だけ。主人は早朝~深夜まで仕事で救援物資も無し。3日目には私が疲れと栄養不足から肺炎になり、親子でベッドを並べて新年を迎えました。元旦の食事はおせち風病院食でした。あの時はつらかったけど今は良い思い出です。(J.GIRL、40代)
6、高3の息子は幼児のときに、ぜんそくとノロウイルス感染の2回、小児科病棟に入院しました。私が働いていた病院だったので、病室から出勤したこともありました。仕事の間は祖母に看てもらっていました。(やっこ、50代)
7、私の職場には、昨年も今年も育休明けの1歳児を育てておられるお母さんがおられます。朝や午前、職場に保育所から電話があると、急きょ帰られます。帰られると、一緒に働いている職員は大変ですが、頑張ります。お互いさまです。昨年のお母さんは、親類が近くにおられなくて、助けが得られにくく、退職されました。残念でしたが、また、一緒に働きたいです。家族や自身の体調不良で帰られた後、頑張っている職員に手当てがあれば、より、育児・介護・自分の健康と両立して仕事が継続できるのではないかと思います。(やっこ、50代)
8、今日の職場の昼休み、まさにこの話題でした。ピンチを乗り越えるためのヒントとして、職場のみんなは、お互いさまという気持ちが必要。職場は、人手不足解消のために、短時間働ける人をプールするとか、派遣社員を活用するとか、意見がありました。(やっこ、50代)
9、私の職場では家族や自分の体調不良で休んだとき、次出勤するときに、お菓子など飲食物を持って行くことが慣例でした。それが、昨年からやめになりました。休みの長期短期に関わらず。やはり、お互いさまなので! これ、結構楽です。(やっこ 50代)
10、1歳で入園して半年は、1週間元気にいけたら「すごい!」というくらいそれはそれは高熱がたびたび出ていました。半年を過ぎてからはずいぶん元気になり、休む頻度は月1回程度まで減りました。自分も毎回病気をもらっていたので辛かったです。(どんぐり、30代)
11、うちの子どもはすごく元気であまり病院のお世話になることはありませんでした。しかし3年生の時背中や腰が痛いとか言い出してご飯も食べないので、早く寝なさいと就寝させました。次の日も具合が悪く、風邪かな?と病院へ行くと虫垂炎でした。もう手術するしかないと言われました。こんな子どもが虫垂炎なんて…もう少しで大変なことになるところでした。子どもは言葉足らずなところがあるので用心に越したことはないですね。反省しかありません。(カルダモン)
12、30年前、長女を生後6カ月で保育園に預けて復職しましたが、病気ばかりするので保育園をやめて車で片道1時間かかる実家の祖母、両親(私が仕事を続けることを応援)に完全に預けて日曜日に夫、2歳の長男(保育園児)私3人で実家に会いに行く生活を10カ月続けましたが、やはり病気ばかりするので私が仕事をやめて長男、長女を家で育て始めたら長女は健康になりました。子育てと仕事、苦渋の選択でした。後悔もありましたが親の不安定な気持ちが影響していたのかなって痛感したことは今も覚えています。(かわらなでしこ、60代)
13、わが子は1歳3カ月で入園しました。生まれてから風邪一つ引いていなかった息子ですが、疲れが出たのか慣らし3日目で39度台の発熱。慣らし保育のためにまとめて取っていた有給は看護で消えました。数日後には熱も下がり一安心。それから1週間ほど登園すると今度は初めての嘔吐下痢。聞けば保育園でも流行っているとのこと。完全に回復するまでに1週間かかりました。ほとんど食事が摂取できずどんどんやせていくわが子を見るのはつらかったです。周りから聞くには聞いていた保育園の洗礼。想像をはるかに超えるペースで体調不良に襲われ、さらには親へも次々と感染。ヘトヘトな1カ月となりました。有給が付与される新年度が待ち遠しいです。(ねこまみれ、30代)
次回テーマ 育児で幸せを感じるのはどんな時?
次回のテーマは「育児で幸せを感じるのはどんな時?」です。毎日が慌ただしく過ぎていき、「大変だ!」とついついこぼしてしまいます。でも、子どもとの暮らしには幸せを感じる瞬間もたくさんありますよね。エピソードを教えてください。匿名オッケーですが、できるだけペンネームと年齢(年代)を記してください。
◆担当記者から
今月3歳になる息子を保育園に迎えに行くと、「かあしゃーん!」とうれしそうに出てきてくれます。どんなに仕事で疲れていても、その笑顔を見ていると心が和み、「寝かしつけるまでもうひと頑張りするぞ!」とやる気が出ます。
(山口春絵)
=締め切りは4月14日=
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