山陰両県の小中学生を対象にした「第21回山陰子ども書道展」(山陰中央新報社主催、開眼、日本習字教育財団、新日本書学院、五風会、江心協力)の石見ブロックの表彰式が29日、浜田市竹迫町の山陰中央新報社西部本社であった。最優秀賞に輝いた子どもたちは受賞を励みに、さらなる研さんを誓った。
式では、山陰中央新報社の大屋剛専務取締役西部本社代表が、受賞者21人に賞状を手渡した。審査員の一人で、書道誌・江心の山﨑銀川代表が「特に最優秀賞の作品は筆遣いが力強く、美しかった」と講評した。
受賞者を代表して大田市立第一中学校2年の篠原麻里さん(14)が「書道は特別な時間であり、受賞できてとてもうれしい。大人になっても続けたい」とあいさつした。
書道展は出雲、石見、鳥取の3ブロックで計1574点の応募があり、小中学校の各学年から10点ずつの計90点を最優秀賞に選んだ。
(中村成美)