きょう12月12日は「バッテリーの日」。野球のポジションでバッテリーの投手は「1」、捕手は「2」の数字で表されることから、日本蓄電池工業会(現・電池工業会)が1985年に定めた。スポーツ新聞社が主催するプロ野球の最優秀バッテリー賞では、電池工業会から乾電池が贈られるとか。
今年はセ・リーグが阪神の村上頌樹投手と坂本誠志郎捕手、パ・リーグは日本ハムの伊藤大海投手と伏見寅威捕手が受賞。チームの柱としてペナントレースを盛り上げた選手たちだ。
ただバッテリーは熱過ぎてはいけないようだ。野球もだが、蓄電池の意味でも。全国でモバイルバッテリーの発火事故が相次いでいる。製品に使われているのがリチウムイオン電池。衝撃や劣化などによりショートが起こるのが原因の一つだという。地下鉄や航空機の中で発火事故も起きている。
スマートフォンやノートパソコンのほか、携帯用扇風機、ワイヤレスイヤホンにも使われているリチウムイオン電池。使用製品をごみと一緒に捨てることが、ごみ収集車やごみ処理施設での火災にもつながっている。
便利で重宝している物の中に思わぬ危険が潜む。経済産業省は安全が確認できない製品の販売や輸入を行う事業者名を公表するほか、持ち運び可能な消火装置の開発など対策が進む。野球のバッテリーは以心伝心が重要だが、電池処理はルールを守る公序良俗が必要だ。(彦)













