大相撲の伯桜鵬関(倉吉市出身、伊勢ケ浜部屋)に古里・倉吉市の後援会が贈る化粧まわしができあがり7日、市内でお披露目された。倉吉を代表する花で、しこ名にもちなむ桜をあしらい、後援会名ではなく「鳥取県倉吉市」と記して倉吉PRの願いも重ねた。
白色、ピンク色、紫色の桜の花を刺しゅうし「伯桜鵬」の文字は奈良県在住の書家・豊口広氏に頼んだ。伯桜鵬倉吉後援会が2023年6月から市民らに寄付を募ったところ市補助金150万円を含め700万円超が寄せられ、一部を化粧まわし制作費に充てた。近く伯桜鵬関に届ける。
「くらよし桜まつり」に合わせ、交流施設・打吹回廊(倉吉市明治町)のステージで後援会長の広田一恭市長や伯桜鵬関の父・落合勝也さん(60)らが披露した。広田市長は「多くの寄付を寄せてもらい感謝する。伯桜鵬関の飛躍を期待する」と話した。
伯桜鵬関からは「多くの皆さまの気持ちがこもった化粧まわしを付けると気合い十分となり元気が出る。この化粧まわしを付けて白星を重ねる」とのメッセージが寄せられた。
(桝井映志)













