米子市淀江町小波の産業廃棄物管理型最終処分場建設計画の一部変更を巡り、鳥取県廃棄物審議会(会長・川本克也岡山大名誉教授、7人)は14日、住民周知など県条例に基づく手続きのやり直しは不要と答申する方針を決めた。主要設備の変更がなく、環境への影響を減らす内容のため。「再手続き不要」とする県の対応を支持した。

 処分場は、県などが出資する第三セクター・県環境管理事業センターが建設を計画する。一部変更は、埋め立て区域のり面の傾斜を緩くして安定性を上げ、のり面の遮水層を追加して地下水の汚染対策を強化するなどの内容となっている。

 鳥取市内であった審議会会合で...